検索エンジン(googleやyahoo等)の検索結果の上位にサイトが表示されるように対策をする事を意味します。
一般的にはホームページへのアクセスは、80%以上が検索エンジン経由でのアクセスです。そのため、検索結果の表示の順位は利用者の数に大きな影響を及ぼしますので、SEO対策はWebサイトを運営する上で重要な要素になります。
ただし、意味なくアクセスを増やした場合、その後の検索順位に悪影響を及ぼす等の事態が発生しますので、サイトにに訪れて欲しいユーザーを考慮した、適切なSEO対策が必要です。
実際の対策としては、まず大手検索サイトへ巡回依頼の手続きを行う事が必須です。その上で検索サイトのほとんどがWeb上を定期的に巡回するロボットといわれるプログラムで、情報を集めて検索結果を表示するロボット検索型というものを利用していますので、そのプログラムに適切な情報を収集して貰えるような対策が主要な方法になります。
また、SEO対策の効果はロボット検索型の特性上、既存のドメインで運用しているサイトの方が早く現れます。新規ドメインで運用するサイトでは、効果が現れるまで3ヶ月以上かかる場合もありますのでサイトの開設後、アクセス解析等を行いながら対策の調整を行う事が必要です。
ロボット検索型の検索エンジン(googleやyahoo等)のデータ収集結果に影響を与えるのは、内部要因と外部要因の2つに分けられます。内部要因は、サイト内部の要素のことです。サイト内部の要素として検索エンジンのデータ収集に大きな影響を与える要素は以下の4点になります。
質の良い情報を、正しい文法と分かりやすい構成で提供しているサイトの評価が高くなります。
外部要因は、主に外部サイトからのリンクに左右されます。ただし、単にリンク数だけではなく以下の点が重要な要素になります。
質の高いサイトから多くリンクされていてアンカーテキストにキーワードが含まれるサイトの評価が高くなります。
SEO対策は、内部要因と外部要因をバランスが重要です。バランスが悪いと検索エンジンの評価が下がります。また、偏った対策を行うとスパム判定を受けてしまい、検索エンジンにサイトが表示されなくなる事もあります。
SEO対策は検索エンジンからの訪問者を増やす手段であって目的ではありません。SEO対策に偏りすぎてしまうと、テキストばかりのページになってしまうなど、魅力の欠けるWebサイトになってしまう事があります。
あくまでホームページ制作の目的を見失わず、それを実現するためのデザインとコンテンツを用意することが大切です。SEO対策で利用者が増えても、そのサイト魅力的でなければ、ユーザーは立ち去ってしまいサイトを運営する効果が発揮できません。
また、不適切な最適化を行うと、検索エンジンの評価が落ちたり検索対象から削除される場合もありますので注意が必要です。
検索エンジンからのサイト利用者を増やすためのマーケティング手法のことをSEMと言います。SEO対策ではキーワードが重要ですが、選定したキーワードが対策を行う価値を持っているかを検討する事になります。具体的には、以下の内容などを検討します。