Top->データ作成方法->Quarkxpress
 
■入校
バージョン
サブバージョンが異なったQuarkXpressで作業した場合(例3.3r2と3.3r7等)文字ズレが発生する事があります。修正等は入校時と同一バージョンで行うよう注意して下さい。また、CARROTでは最終的に保存されたバージョンで作業します。

入校用ファイル
入校時にはレイアウト上に配置した、画像もすべて添付していただく必要がありますが、ファイルメニューの「出力ファイルの収集」コマンドを実行する事で、使用している画像等をまとめて集める事ができます。

■文字
文字飾り(ボールド、イタリック)
欧文フォントではボールド、イタリックの指定は文字飾りから指定せず、必ずフォント自体をボールドフォント等に選択して下さい。
和文フォントではイタリック以外の指定は文字飾りから使用せず、必ずフォント自体を任意の形状の物を選択して下さい。

文字飾り(袋文字やシャドウ等)
袋文字やシャドウ等の文字飾りは出力が非常に不安定ですので、使用しないで下さい。

タブの埋め込み文字
タブの埋め込み文字に三点リーダーを使う場合はそのタブに合成フォントでの指定は行わないで下さい。

■フレーム
飾りフレーム
複雑な形状のフレームは出力できない場合がありますので、注意して下さい。

■罫線
隠した罫線
罫線の上に"塗り白"のテキストボックスを置いて一部を隠すデザインを行った場合、隠したはずの罫線が出力されてしまう事があるので注意してください(QuarkXpressのバグです)。

■色
カラーモデル
色指定は特色出力時以外はすべてプロセスカラーモデルを指定を行って下さい。スポットカラーモデルで指定している場合意図しない出力結果になる事があります。

■トラップ
トラップ設定
通常のコンポジット出力時にはQuarkのトラップパレットの設定で、トラップの値が指定されていても、トラップはされません。

■画像
QuarkXPress上でのクリッピングパスの作成
QuarkXPress上で作成したクリッピングパスを利用する場合画像はTiff形式にして下さい。EPS形式では意図しない出力結果になる場合があります。

QuarkXPress上でのクリッピングパスの作成
QuarkXPressでEPS画像データを配置して画像ボックスの背景を"なし"に設定した場合、画面上では背景が透けて見えますが、出力時には透けずに出力されます。

TIFFのグレースケールの配置
画像ボックスの色を「なし」にしてトラップパレットでオーバープリントを指定する事で画像をノセにできますが、画像ボックスの下にスミが含まれているオブジェクトが存在する場合、画像のふちが白く抜けてしまうので、注意して下さい。

QuarkXpress3.3での画像のズレ
画像を配置して、ボックス内での移動距離が画像の原寸サイズよりも大き場合、画像に修正等を加えたりして、画像使用状況を更新した場合画像の位置が座標原点(X:0,Y:0)に移動してしまうので注意して下さい。

画像のオーバープリント
CMYKやRGBの画像場合トラップパレットでオーバープリントの指定をしても、ノセにはなりません。グレースケールやモノクロ2階調の画像はオーバープリントにする事が可能です。

■XTention
標準以外のサードパーティ製XTention
標準以外のXTentionを利用していて、そのXTentionがインストールされていない環境ではドキュメントが再現できないタイプの場合は、かならずXTentionを添付して、入校時には別途サードパーティ製XTentionを利用している旨をご連絡ください。